高齢者におすすめの風呂椅子をご紹介!自分に合った高さを選ぼう

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ヨシダ課長

元行政職員。高齢者向けの福祉部局に5年間在籍。在職中は認知症や、高齢者の介護予防に関する施策を推進。認知症サポーター。退職後、シニア世代が元気で豊かな「アクティブ・ライフ」を過ごすために役立つ情報をブログで発信しています。

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高齢者に多いのが、自宅内での転倒や転落などの「事故」です。

なかでもお風呂場は高齢者の転倒が多く、大けがにも繋がりやすい場所です。

今回は、お風呂場での転倒リスクを抑える「風呂椅子」の必要性やメリット・選び方について解説し、おすすめの風呂椅子商品もご紹介します。

最近足腰が衰えてきて転ぶのが怖いという高齢者本人はもちろん、離れて暮らしていて心配なご家族様にも参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください(^^)/

高齢者にとっての風呂椅子の必要性・メリット

まずはじめに、高齢者にとっての風呂椅子の必要性やメリットについて解説していきます。

高齢者に風呂椅子が必要な理由

厚生労働省の「人口動態調査」によると、65 歳以上の不慮の事故を死因別に比較す
ると「転倒・転落・墜落」、「窒息」、「溺死・溺水」の順に多く、「交通事故」に
よる死亡者数を超えています

引用元:消費者庁HP

消費者庁の「人口動態調査」によると、65 歳以上の不慮の事故による死因として「転倒・転落・墜落」が最も多く、次点で「窒息」、「溺死・溺水」が多いことが分かりました。

65 歳以上の「溺死・溺水」の約8割が浴槽での事故ですが、中でも家や居住施設内の浴槽での事故がその約9割を占めています

引用元:消費者庁HP

なかでも浴室での「溺死・溺水」が多いことが分かります。

一人暮らしをしている場合だと、お風呂場で転倒した場合も物音などで家族がすぐに発見することができず、運が悪いと浴槽内で溺死してしまう…という場合もあるようです。

上記の内容を踏まえると、お風呂場での事故のリスクをいかに減らしていくかが重要であるということが分かります。

そして、そのためのアイテムが「風呂椅子」なのです。

高齢者が風呂椅子を使うメリット

高齢者が風呂椅子を使うことによって、得られる恩恵は以下の4点が挙げられます。

  • 風呂場での姿勢や立ち座りが安定する
  • 転倒予防になる
  • 介助者の負担軽減に繋がる
  • 足の裏など洗いやすくなる部位がある

風呂椅子を使用することでお風呂場での座る姿勢が安定し、転倒予防にもなる他姿勢の改善や立ち座りの安定にも繋がります。

また、一人での入浴が安定し、介助してもらい入浴する場合でも介助者の負担が減るというメリットがあります。

そのほかにも、安定した座位姿勢によって足の裏などの体の部位が洗いやすくなるというメリットがあります。

風呂椅子をきちんと選んだ方が良い高齢者の特徴

風呂椅子をきちんと選んだ方が良い高齢者の特徴として、以下のような点が挙げられます。

  • ふらつきがあり、転倒のリスクが高い方
  • 一人暮らしの方
  • 立ち上がりが困難な方
  • 心臓疾患や高血圧等の持病があり、温度変化による負担に弱い方
  • 他者による入浴介助が必要な方

前の項でもお話ししたように、自身の身体の状態に合った風呂椅子を使用することで転倒予防になるほか、姿勢の維持や改善、立ち上がりのしやすさにも繋がります。

そのため、ふらつきがあり転倒リスクが高い方や、立ち上がりの困難な方にはもちろんおすすめです。

また、一人暮らしの方など事故の際に発見が状況的に遅れてしまう方は、事故のリスクを抑えるために特に使用をおすすめします。

心臓疾患や高血圧等の持病があり、転倒以外にもヒートショックなどのリスクが高い方にも、いざという時に体を支えてくれる風呂椅子の存在が助けになることもあります。

高齢者が使う風呂椅子の選び方

高齢者が使う風呂椅子の選び方として、以下のポイントに着目する必要があります。

  • 自分に合った形状を選ぶ
  • 自分に合った高さの風呂椅子を選ぶ←重要!!
  • 素材で選ぶ

風呂椅子の選び方については重要なポイントなので、一つずつ詳しく見ていきましょう。

自分に合った形状を選ぶ

風呂椅子の形状には以下のような種類があります。

  • 箱型タイプ
  • コの字タイプ
  • アーチタイプ
  • 4脚タイプ

それぞれ安定性や通気性、手入れのしやすさ、カビやすさなどが異なるため、自身の体の状態に合った形状の風呂椅子を選ぶことが重要です。

自分に合った高さの風呂椅子を選ぶ

転倒予防や立ち上がりのしやすさ・安定性を求めるのであれば、高さが非常に重要な要素です。

一般的に風呂椅子の高さは、蛇口やシャワーなどを扱いやすい25cm~30cm程度で設計されています。

しかし、高齢者が立ち上がりしやすい高さを考えると、一般的な高さでは少し低すぎます。

立ち上がりしやすく、安定性を求めるのであれば35cm~40cm程の少し高めの風呂椅子が使いやすいでしょう。

素材で選ぶ

風呂椅子でよく使われる素材は、プラスチックや木製が挙げられます。

軽量で扱いやすいのがプラスチック製の特徴ですが、カビやぬめりが発生しにくい木製の良さもあります。

自分の身体状況に合わせて、使いやすい素材のものを選びましょう。

高齢者におすすめの風呂椅子をご紹介

ここからは実際に、高齢者におすすめの風呂椅子商品を紹介していきます。

なお、本記事で紹介する風呂椅子の条件として

  • Amazonまたは楽天市場の評価が☆4.0以上あること
  • Amazonまたは楽天市場のレビュー件数が10件以上あること

上記2点をいずれも満たす商品に限定し、満足度の高い風呂椅子を紹介していきます。

膝や腰の負担を軽減するシャワーチェア 高さ5段調整 シャワーチェア 背付 シャワーチェア 介護 シャワーチェアー シャワーベンチ

楽天評価:☆4.3

楽天レビュー件数:1,646件

身体に合わせて5段階の高さ調整ができる介護目線で設計された風呂椅子です。

風呂椅子の脚の先はゴム製となっており、滑りにくい設計となっています。

また、しっかり握れるグリップが座面の持ち手部分に備わっているため、立ち上がりが安定しやすい設計です。

丸みを帯びた曲線が体にフィットしやすい、高齢者でも使いやすい風呂椅子です。

35パナソニックの介護用品。コンパクト設計で使いやすく、収納もしやすい折たたみ風呂椅子

楽天評価:☆4.8

楽天レビュー件数:167件

厚さ15㎜で柔らかいクッション性の座面を使用した折りたためる風呂椅子です。

自力で入浴できる高齢者にはもちろん、入浴介助を受ける方にもおすすめの設計となっています。

座面の高さ調整も可能で、利用者の評価も非常に高い風呂椅子です。

RAKU バスチェア シャワーチェア 介護用風呂椅子 風呂イス 介護用品 お風呂 椅子 風呂 チェア 高齢者 4脚タイプ

楽天評価:☆4.82

楽天レビュー件数:11件

8段階の高さ調整が可能な、座り心地の良いシンプルな形の風呂椅子です。

緩やかな曲線形状の座面設計となっており、座り心地の良さがに定評があります。

吸盤仕様の足先は滑りにくく安心の設計です。

座面部分にシャワーが掛けられるようになっていたりと、実用性の面でも優れています。

山善(YAMAZEN) コンフォートシャワーチェア YS-7003SN

¥4,369 (2023/02/14 11:39時点 | Amazon調べ)

Amazon評価:☆4.3

Amazonレビュー件数:2,001件

お風呂場での使いやすさを追求した、高齢者にやさしく安全に使える風呂椅子です。

座面部分と背中部分に心地よいクッションマットが備わっており、長時間座っても疲れにくい設計です。

立ち上がりの際に便利な取っ手がついており、足腰の弱い高齢者でも使いやすくなっています。

もちろん、高さ調整も可能です(^^)/

アイリスオーヤマ ステップ&インバスチェア シャワーチェア 風呂椅子 ステップ 多機能 吸盤付き 介護用 介護用品 敬老の日 グリーン YS-200

Amazon評価:☆4.0

Amazonレビュー件数:601件

浴槽に入る際のステップとしても安心して使用できる風呂椅子です。

脚先の吸盤により浴槽の外ではもちろん、浴槽内でも滑らず安定して使用できます。

座面に開いている穴により水がたまりにくく、清潔に利用できます。

組み立てが簡単であることも高齢者に嬉しいポイントですね。

まとめ:高齢者は自分に合った風呂椅子を選びましょう!

今回は、高齢者にとっての風呂椅子の必要性やメリット・選び方について解説し、実際におすすめの風呂椅子をご紹介しました。

高齢者のお風呂場での事故のリスクは高く、特に一人暮らしや足腰が衰えた高齢者の入浴時には事故のリスクを減らすことが重要です。

風呂椅子は、高齢者の浴室での事故のリスクを抑えてくれます。

今回の記事を参考に、自分に合った風呂椅子の導入を検討してみてください。
離れて暮らすご家族からのプレゼントとしてもおすすめですよ(^^)/

また、別の記事では風呂椅子以外にも高齢者におすすめの転倒予防グッズについてまとめています。
興味があればぜひこちらもご覧ください。

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