高齢のご家族の認知機能が落ちてくると、怖いのが「独り歩き」のリスクですよね。
離れて暮らしているご家族であれば尚更、高齢家族のことが心配になると思います。
そこで今回は、高齢家族の「独り歩き」の対策として、auのGPS端末を使った見守り端末「あんしんウォッチャー LE」について紹介していきます。
「最近認知機能が低下してきて心配事が多くなってきた」というお悩みをお持ちのご家族には参考になる内容となっているため、独り歩き対策として導入を検討してみてください(^^)/
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEとは
まずはじめに、「あんしんウォッチャー LE」au HOMEについて概要を紹介していきます。
認知症高齢者の独り歩き対策に使えるGPS
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEとは、認知症高齢者の独り歩き対策に使えるGPS端末です。
GPS端末「あんしんウォッチャー LE」を高齢家族に渡しておくことで、スマートフォンから現在地を確認したり、家電を遠隔操作することができます。
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEの概要は以下の通りです。
サイズ(幅×高さ×奥行) | 約50mm×50mm×18.8mm |
重量 | 約53g |
通信方式 | LTE-M |
通信可能エリア | KDDIのLPWAエリア |
測位方式 | GNSS(GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/みちびき)/無線LAN/携帯電話基地局測位 |
電池 | リチウムイオン電池 1500mAh |
充電端子 | USB Type-CTM(定格入力5V/1.5A) |
動作温度/湿度 | 温度-5℃~40℃/湿度20%~80%(結露しないこと) |
防水性・防塵性 | IP55※18 |
auの携帯電話を契約している人しか使えないの?
「あんしんウォッチャー LE」を利用するにはau HOMEというauのプランの契約が必要です。
ですが、auの携帯電話の契約がない方でもau HOMEに登録することができ、「あんしんウォッチャー LE」を利用することが可能です。
本体料金と月額の利用料金を支払いさえすれば、auの携帯電話以外で契約している方でもどなたでも使用することができるため、安心してください。
「あんしんウォッチャー LE」の料金は?
ここでは、「あんしんウォッチャー LE」を利用する際に必要な料金について解説します。
「あんしんウォッチャー LE」を利用するには、①本体購入料金②au HOMEの月額料金の2つの支払いが発生します。
2つのプランから選べる仕様となっているため、自身の使い方に合った方を選択しましょう。
プラン①1年以上利用しようと思っている人におすすめのプラン
①本体購入料金(あんしんウォッチャー) | 11,000円(税込)→9,900円(税込) |
②au HOMEの月額料金 | 539円(税込)→最大1年間無料! |
プラン②まずはお試しで利用したり、短期間の利用を検討している人
①本体購入料金(あんしんウォッチャー LE) | 5,680円(税込)→3,975円(税込) |
②au HOMEの月額料金 | 539円(税込)→初月無料 |
プラン①とプラン②の違いである「あんしんウォッチャー」と「あんしんウォッチャー LE」は、新規契約時に申し込み可能な料金プランは異なりますが、機能・製品仕様は同じです。
au HOMEのその他プランを契約中の人は対象外となるため注意しましょう。
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEのメリット
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEを高齢者の見守りに使用するメリットには以下のようなポイントが挙げられます。
- 家族みんなで一緒に見守ることができる
- ボタンを押すことで簡単に通知できる
- 高精度の測位が可能
- 電池が長持ち
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
家族みんなで一緒に見守ることができる
「あんしんウォッチャー LE」は1つの契約プランで最大10人まで一緒に見守りに参加することができます。
一人で見守りという重圧を背負わず助け合えるのは精神的にも安心ですね。
ボタンを押すことで簡単に通知できる
GPS本体に付属している分かりやすいボタンを押すだけで、現在地をアプリを通じて知らせることができます。
操作方法が複雑でないことは「見守られる」側の高齢者の負担を減らすことにも繋がりますね。
高精度の測位が可能
「あんしんウォッチャー LE」の特徴として、「GPS」「携帯電話の基地局」「街の中の無線LAN」の3つの電波を用いて現在地を測位するため、より正確な位置が特定できます。
もし独り歩きが起きてしまった場合の発見が容易になるため、大きなメリットといえますね。
電池が長持ち
「あんしんウォッチャー LE」は一回の充電で最大1.5ヵ月間使用することができます。
また、電池残量が少なくなってしまった場合にアプリにお知らせすることができる機能が備わっているため、いざという時に電池切れなんてことにならない対策が施されています。
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEのデメリット
ここでは、「あんしんウォッチャー LE」のデメリットについて解説します。
デメリットとして挙げられるポイントは以下の通りです。
- 本体料金に加え月額料金の支払いが必要
- au HOMEの登録やau IDの取得が必要
本体料金に加え月額料金の支払いが必要
「あんしんウォッチャー LE」を利用するには本体料金に加えて「au HOME」の月額利用料金である539円の支払いが発生してきます。
月々の支払いが発生してしまう点はデメリットとして考えられますね。
au HOMEの登録やau IDの取得が必要
「あんしんウォッチャー LE」を利用するにはau HOMEへの契約が必要です。
au HOMEへの登録手続きにはau IDの取得が必要となってくるため、手続きが面倒だという方には煩わしく感じるかもしれません。
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEの口コミ・評判
「あんしんウォッチャー LE」について理解が深まったところで、気になる口コミや評判を見ていきましょう。
インターネットで「あんしんウォッチャー LE」を高齢者の見守りに使用した方の口コミについて調べたところ、以下のような感想が見つかりました。
母は散歩したまま何時間か戻らないこともおおく暗くなって探すのはほんとに骨が折れました。
すぐ届いたのは助かります。しかも1年無料!
操作はアプリをいれるとよりわかりやすく設定できます。位置情報もさほど誤差もなくつかえます。もっと早く購入すればよかったです
高齢の父が車の運転が好きで、特に山道や河川の砂利道などに入り込み、出られなくなって行方不明になる事が度々あります。携帯電話を持たせた事もありましたが、カンタン携帯でも操作方法を忘れてしまって使うことができませんでした。免許返納も試みましたが本人の同意が得られず・・何か良い方法はと探していたところ、これが検索でヒットしました。半信半疑で注文しましたが、車のキーに付けたので本人が意識せずに使えて、以来とても重宝しています。バッテリーも1ヶ月は放置できるので良いですね。
認知症の親に持たせています。設定や操作も分かりやすかったです。移動履歴を含め、すぐに居場所が確認できるので安心できます。バッテリーが3日くらいで切れるのでもう少し持つといいなと思います。
「あんしんウォッチャー LE」au HOMEの申し込み・購入方法
ここでは、「あんしんウォッチャー LE」au HOMEの申し込み・購入方法について解説します。
公式ページにアクセスしたら下に画面を下げていき、以下の画像の赤丸箇所の希望するプランのボタンをクリック、申し込みページにアクセスします。
すると下の画像のようにau HOMEの申し込み画面になるため、au IDを持っていない人は右側の新規登録から手続きしましょう。
そのあとは画面の指示に従って、必要な情報を入力していき、申込みを完了させます。
まとめ:高齢家族の見守りにはauの「あんしんウォッチャー LE」がおすすめ!
今回は認知症高齢者の見守りにおすすめのauのGPS端末「あんしんウォッチャー LE」について紹介しました。
「あんしんウォッチャー LE」は携帯電話をauで契約している人以外のどなたでも利用することができ、高性能で操作しやすく家族みんなで見守ることができるため、高齢家族の独り歩き対策には非常におすすめです。
高齢家族の心配事が増えてきたという方は、早めの対策が重要となってくるため、「あんしんウォッチャー LE」の利用を検討してみてください。
また、そのほかにも「LINE」や「キーホルダー」を使った見守り方法についても紹介しています。興味がある方はぜひ、こちらもご覧ください。
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