ウォーキングポールを高齢者が使用するメリットとは?おすすめのポールや選び方を解説

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

おすすめ商品の紹介
この記事を書いた人
ヨシダ課長

元行政職員。高齢者向けの福祉部局に5年間在籍。在職中は認知症や、高齢者の介護予防に関する施策を推進。認知症サポーター。退職後、シニア世代が元気で豊かな「アクティブ・ライフ」を過ごすために役立つ情報をブログで発信しています。

ヨシダ課長をフォローする

近年街中でもよく見かけるウォーキングポール。幅広い世代の方たちが、杖を突きながら元気に運動しています。

ウォーキングポールを使用した「ポールウォーキング」では、普通に歩くよりも高い運動効果が得られるため、とくに高齢者の方におすすめの運動です。

本記事では、ウォーキングポールを高齢者が使用するメリットや使い方・おすすめのウォーキングポール商品などを中心に解説します。ウォーキングポールに興味がある方や、効果的な運動習慣を身に着けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

普段からウォーキングが習慣という方はもちろん、これからウォーキングを始めてみようかなという方にもおすすめです。

そもそもウォーキングポールとは?

両手に専用のポールを持って地面につきながらウォーキングをする運動を「ポールウォーキング」と呼び、ポールウォーキングで使用されるポールのことを「ウォーキングポール」といいます

ウォーキングポールは歩行中の姿勢を正しく矯正することで、ウォーキングの運動効果を高めることが可能です。実際にポールを手に取ってみると実感できますが、ポールをついた状態では姿勢がスッと伸びて、左右のバランスが取れた状態になります。

その状態でウォーキングするだけで筋力の増加・ダイエット・生活習慣病の予防・血行の促進など、様々な効果が得られます。同じ時間歩くだけでも得られる運動効果が大きく異なるため、ウォーキングが習慣の方にはとくにおすすめのアイテムといえるでしょう。

ウォーキングポールのメリットとは?高齢者におすすめの理由を解説

ウォーキングポールを高齢者が使用するメリットとして、おもに以下の3点が挙げられます。

  • 転倒のリスクを抑えられる
  • 運動習慣の定着・健康維持に効果が期待できる
  • 姿勢の改善につながる

それぞれ詳しく解説します。

転倒のリスクを抑えられる

高齢者にとって、転倒は寝たきり状態や要介護状態につながる大きな一因です。健康維持のためのウォーキング中に転倒してしまい、大けがを負う方も少なくありません。

ウォーキングポールを使うことで歩行中の安定性が向上し、転倒のリスクを低減できます。とくに外出時や不安定な路面での歩行時には、ポールを支えにすることでバランスを保ちやすくなるでしょう。

健康維持に効果が期待できる

ウォーキングポールは、高齢者の運動機能の向上に大きく貢献するアイテムです。ポールを使うことで歩行中に全身の筋肉を効果的に使うことができ、通常のウォーキングでは鍛えられない上半身や腕の筋力が向上します。

また、ポールを持ち上げる動作はバランスを保つためのインナーマッスルを刺激し、安定した歩行をサポートします。ポールを使うことで体重の負担も軽減されるため、関節が痛みやすい高齢者にもおすすめです。

同じウォーキングでも、ポールの有無により運動効果が大きく異なります。せっかく運動するなら効果を高めたいと考える方は、ぜひウォーキングポールの活用を検討しましょう。

姿勢の改善につながる

正しい姿勢は、健康的な生活に不可欠です。しかし、高齢者は年齢とともに姿勢が崩れやすくなる傾向があります。年齢を重ねても正しい姿勢を維持するためには、意識的な改善が必要です。

ウォーキングポールを活用してウォーキングすることで上半身の安定感が増し、自然な歩行姿勢が維持しやすくなります。猫背の予防にも役立つため、姿勢の悪化が気になる方はぜひ取り組んでみてください。

ウォーキングポールの効果的な使い方とは?

ウォーキングポールを効果的に使用するためには、いくつかのポイントがあります。効果を最大化させるためにも、以下で解説する内容を意識して使用しましょう。

まず第一に、ポールを使う際には腕の使い方を意識してください。腕を自然な動きで振りながらポールを前に進めることで、上半身のバランスを保ちつつ歩行できます。この動作により、肩や背中の筋肉を有効に活用しながら効果的な歩行が実現できます。

次に、ポールの長さの調整が重要です。ポールの長さは、身長や歩行スタイルに合わせて適切に調整する必要があります。一般的に、ポールの長さは腕が90度に曲がる程度が目安です。ポールの長さが適切であれば、歩行時にポールの先端を安定して地面に置くことができます。

加えて、ポールの地面への接地方法も意識してみましょうポールを地面に垂直に立てるよう接地することで、安定性を確保し歩行時のバランスを保つことができます。また、ポールの先端を地面にしっかりと固定させれば、より安心して使用できます。

ウォーキングポールを選ぶ際のポイントを解説!

ウォーキングポールを選ぶ際に意識すべきポイントは、おもに以下の4点です。

  • 自身の慎重に合った長さのポールを選択する
  • ポールの種類(折り畳み式や伸縮タイプなど)に着目して選ぶ
  • ポールの先端部分の構造をチェックする
  • コストパフォーマンスで比較する

それぞれ詳しくみていきましょう。

自身の慎重に合った長さのポールを選択する

ウォーキングポールの長さは非常に重要です。適切な長さを選ばないと、効果的なトレーニングにつながらないほか、むしろケガの原因となることもあります。

一般的な目安として、腕を90度に曲げたときにポールのグリップが地面と平行になるような長さがベストといわれています。ただし、個々の身長や歩行スタイルによって適した長さは異なるため、体験や試行を通じて自身に合った長さを見つけることが重要です。

ポールの種類(折り畳み式や伸縮タイプなど)に着目して選ぶ

ウォーキングポールには、主に折り畳み式と伸縮式の2種類があります。折り畳み式のポールは一定の長さで固定されており、持ち運びや収納が便利です。

一方、伸縮式のポールは長さを調節できるため、地形や使用者の身長に合わせて適切な長さに調整できます。どちらを選ぶかは、使用頻度や持ち運びの利便性、調節の必要性などを考慮に含めて検討しましょう。

ポールの先端部分の構造をチェックする

ウォーキングポールの先端部分は、地面との摩擦を最小限に抑え、安定した歩行をサポートする役割があります。素材や構造をチェックし、高齢者でも安心して使用できるものかを事前に確認しておきましょう。

一般的には、耐摩耗性の高いゴム製の先端が推奨されています。また、一部のポールには交換可能な先端が付属している場合もあるため、摩耗や破損が進んだ場合に交換できるかどうかも確認しましょう。

コストパフォーマンスで比較する

ウォーキングポールは、機能や耐久性によって価格が大きく異なります。高価格帯のポールは軽量で高品質な素材を使用しており、耐久性や機能性に優れていますが、一方で低価格帯のポールでも十分な機能を備えている場合があります。

自身の予算に合わせて、必要な機能と品質を兼ね備えたポールを選ぶことが重要です。

ウォーキングポールはどこで買える?おすすめの販売店を紹介

  • アマゾン(Amazon):オンラインストアとして知られるアマゾンでは、多種多様なブランドやモデルのウォーキングポールを取り扱っています。多くのレビューや評価も参考にできます。
  • 楽天市場:日本国内の大手ECサイトであり、多数のショップがウォーキングポールを販売しています。スポーツ用品店やアウトドア用品店など様々なジャンルのショップが揃っています。
  • SINANO:日本国内で展開しているアウトドア用品チェーン店で、ウォーキングポールやトレッキングポールを取り扱っています。品質の高い商品をリーズナブルな価格で提供しています。
  • アルペン:日本国内で展開しているスポーツ用品店です。アウトドア用品も幅広く取り扱っており、ウォーキングポールの取り扱いも存在します

これらの店舗では、さまざまなブランドやモデルのウォーキングポールを取り扱っています。比較検討の際は、ぜひ選択肢に含めて検討しましょう。

【Amazon・楽天で買える!】ウォーキングポールの高齢者向けおすすめ商品を紹介

ここでは実際に、高齢者におすすめのウォーキングポールの商品を紹介していきます。

高齢者が使うポールには、転倒防止の機能がついたものや軽量で足や手への負担が少ないものがおすすめです。以下でいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なお、ここで紹介するポールは大手ECサイト「Amazon」または「楽天市場」で購入できる商品に限定しています。誰でも気軽に購入できるため、特別な日のプレゼントや入門グッズとしても最適です。

シナノ あんしん2本杖

シナノ(SINANO)
¥7,288 (2024/03/30 15:13時点 | Amazon調べ)

軽量でありながらしっかりとした作りで、持ち運びにも便利なウォーキングポールです。

グリップ部分が握りやすく、ポールの長さ調節も可能。滑り止め付きの先端で安定感を提供し、安全な歩行をサポートします。

【SINANO】ウォーキングポール もっと安心2本杖

シナノ(SINANO)
¥8,650 (2024/03/30 14:59時点 | Amazon調べ)

濡れた路面でもしっかり体を支える「ガラス繊維を配合した滑りにくい安全先ゴム」を標準装備しており、運動効果を高めるだけでなく転倒防止の効果も期待できるウォーキングポールです。

カラーバリエーションも複数用意されており、愛着も湧きやすい商品です。

127cm〜181cmまでの身長に対応しており、長さの調節も簡単におこなえます。

【SINANO】レビータ

シナノ(SINANO)
¥9,980 (2024/03/30 15:04時点 | Amazon調べ)

衝撃を吸収して手首への負担を軽減できるグリップのウォーキングポールです。アスファルトの上で使用する際の強い衝撃を吸収し、優しい跳ね返りと静かな突き心地が快適な街歩きをサポートします。

マジックテープでグリップの手の握りを固定できるので、不必要に力が入らず軽く握って歩行できます。

【SINANO】レビータ・ネクスト

「しっかり歩けるグリップ」が手にしっかりフィットし、大きな歩幅と高い運動量を作り出せるウォーキングポールです。長時間の歩行でも、手への負担を少なく抑えられます。

ポールの先端についている先ゴムは半球形状で濡れた路面などでも滑りにくく、安定した歩行が実現できます。5つのカラーバリエーションから好きな色を選べる点も特徴です。

MIZUNO(ミズノ)折りたたみ式ウォーキング用ポール SH (2本1組)

折り畳み式のウォーキングポールです。安定性を重視した設計で、折りたたむことでコンパクトに収納できます。

ポールの高さは調整可能で、軽量なので持ち運びにも便利です。滑り止め付きの先端が安定感を提供し、安全かつ快適な歩行をサポートします。

ウォーキングポールを高齢者が使用する際の注意点を解説!

高齢者がウォーキングポールを使用する際は、安全面への配慮を徹底しましょう。体に何らかの不調や病気を抱えている方はとくに、事前に医師や理学療法士などの専門家へ相談することが重要です。個々の健康状態や身体能力に応じて適切な運動方法や運動の負荷・ポールの選択や使用方法などを事前に指導してもらうことで、安全性を確保できます。

また、正しい使い方を学び、適切な握り方やポールの位置、動作を理解することも重要です。特に高齢者は転倒リスクが高いため、安定した地面での正しい使用を心がけ、歩行中は障害物に注意しながら慎重に使用しましょう。

ノルディックウォーキングとは?ポールウォーキングとの違いを解説

People Nordic walking in city park

ポールウォーキングと混同されがちな運動として、「ノルディックウォーキング」が存在します。

ポールウォーキングとノルディックウォーキング、どちらも専用のポールを用いてウォーキングの効果を高める運動なのですが、両者の違いは「ポールをつく位置」にあります。ノルディックウォーキングはポールウォーキングよりもポールを後方に突いて歩くことで、より高い運動効果が見込める運動です。

突き方の違いによってポールの形状も異なるため、どちらの用途で使用するかによって選ぶべきポールが変わってきます。例えばポールウォーキング用のポールでノルディックウォーキングに取り組んでしまうと、運動効果が低下してしまったり、転倒のリスクが高まってしまうため注意が必要です。

まとめ:高齢者はウォーキングポールで効果的な運動を目指そう!

今回は、高齢者におすすめの「ポールウォーキング」の概要やメリットを解説し、インターネットで購入できるおすすめの商品をいくつか紹介しました。

散歩やウォーキングが趣味の方、これから運動を習慣付けたいという方は、ぜひポールを活用したウォーキングにチャレンジしてみてください。街歩きも良いですが、自然のなかでのポールウォーキングも気分転換には非常におすすめです。

また、ウォーキングは自分に合ったシューズで取り組むことも重要です。高齢者におすすめのウォーキングシューズも以下の記事で紹介しているので、こちらも併せてチェックしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました