高齢者のタクシー利用で割引やチケットの交付を受ける方法を徹底解説!

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

お役立ち情報
この記事を書いた人
ヨシダ課長

元行政職員。高齢者向けの福祉部局に5年間在籍。在職中は認知症や、高齢者の介護予防に関する施策を推進。認知症サポーター。退職後、シニア世代が元気で豊かな「アクティブ・ライフ」を過ごすために役立つ情報をブログで発信しています。

ヨシダ課長をフォローする

皆さんこんにちは、ヨシダ課長です(^^)/
今回は、高齢者がタクシーの割引を受けるための方法や、どれくらい割引を受けることができるのかについて解説していきます。

少子高齢化が進行する現代社会では、高齢者の数も増えてきており、それに伴って高齢者の「移動の問題」も多く取り上げられるようになってきました。

ヨシダ課長
ヨシダ課長

足腰の衰えや運転免許の返納などの理由から、高齢者がタクシーを利用する機会も増えてきました。
それだけに、タクシー代が多くかかってしまうことに頭を悩ます高齢者も少なくないですよね。

今回の記事が、そんな高齢者やご家族の悩みを解決する一助になれば幸いです(^^)/

高齢者がタクシー利用で割引を受ける方法

高齢者がタクシーの利用料金の割引を受けるには2つの方法があります。

民間のタクシー会社が実施する高齢者割引を利用する

一つ目の方法がこちら、民間のタクシー会社が実施する高齢者割引を利用する方法です。

最近よく運転免許の自主返納の必要性が多くメディアなどで取り上げられています。
認知機能が低下した高齢者ドライバーが引き起こしてしまう凄惨な交通事故などを見ているとその理由がよく分かりますが、一方で運転免許を返納した後の高齢者の「移動」の問題は未だ十分に解決されていません。

そういった背景から、運転免許を自主返納した高齢者を応援する目的で、高齢者の利用料金の割引を実施している民間のタクシー会社が増えてきています。

タクシー会社は地域に密着した営業を行っている会社が多いため一概には言えませんが、自分の住んでいる地域のタクシー会社を調べてみて高齢者割引の実施の有無を調べてみてください。

住んでいる自治体が実施するタクシーチケットの交付事業を利用する

2つ目の方法は、自治体が実施するタクシー料金の助成制度を活用することです。

高齢者の運転免許返納後の足の確保の問題は国も注目しており、自治体が実施する事業への補助金も増えてきました。

しかし、高齢者のタクシー料金の助成については現状一律での内容ではなく、対象要件や内容、実施の有無自体についても自治体によって異なります。

調べてみると、実施しているほとんどの自治体が、タクシーチケットの交付という形で助成を行っています。
高齢者にも分かりやすく、シンプルな方法なので使いやすくておすすめです。

住んでいる自治体のHPで調べたり、問い合わせをして確認してみることをおすすめします(^^)/

タクシーアプリのクーポンを利用して割引を受ける方法

3つ目が、タクシーアプリのクーポンを提示して割引を受ける方法です。
これについては対象が高齢者に限らず利用できます。

タクシーの配車アプリには、クーポンが発行されるアプリもあります。
このクーポンを利用して、タクシー料金を安くすることができます。

高齢者でスマートフォンを使いこなせる方にはおすすめの方法です(*^^*)

高齢者のタクシー割引はどれくらい受けられるのか

高齢者がタクシー料金の割引を受ける際、実際にどれくらいの割引を受けられるの?と知りたい方も多いと思います。

しかし、タクシー会社は地域密着型で営業をしている会社が多く、自治体サービスにおいても、住んでいる地域によって内容が異なるため、一概には言えません。

大体の目安が知りたいという方もいらっしゃると思うので、ここではいくつかのタクシー会社や自治体を例示してご紹介したいと思います。

この表は私が住んでいる地域の周辺で営業しているタクシー会社や近隣市町のサービス内容をまとめた表です。

私の住んでいる周辺地域以外の情報も調べましたが、自治体はタクシーチケットの交付という形で助成をしているところが多い印象でした。
(むしろそれ以外の方法をあまり見かけませんでした)

対象が高齢者ということを考えると、タクシーチケットは使いやすくて良いですね(*^^*)

自治体の事業として、高齢者向けのタクシー料金の助成はやっていない自治体も思ったより多くある印象でした。

また、タクシー会社で高齢者向けの割引実施している会社は、割引料金は1割がほとんどでした。

これらは併用して使うことも可能なようでしたので、タクシーチケットで足りなくなった部分はタクシー会社の利用料金の割引を使うという方法をとればさらに恩恵を得ることができそうです。

高齢者がタクシーを無料で使う方法

高齢者が「無料で」タクシーを利用するには、上で解説した自治体サービスによるタクシーチケットの交付を受ける、もしくはタクシーアプリのクーポンを利用するという方法になりそうです。

しかし注意しなければならないのが、自治体のタクシーチケットは無制限に使えるわけではなく、使用回数や金額に上限があります。
自治体にもよりますが、平均すると大体月1.5~2回ほどの利用分のチケットの交付になっていました。

「高齢者なら無制限でずっとタクシーを使い放題!」という話はなさそうです。

タクシーアプリのクーポンの利用に関しても、「初めての利用」に限定されたクーポンが多いようです。

まとめると、高齢者が無料でタクシーを使えるのは「限られた範囲であれば可能」という結論になりそうですね。

高齢者は運転免許返納の特典でタクシーの割引が受けられることも

ここまで高齢者のタクシー料金の割引について解説してきましたが、高齢者が「運転免許証を返納すること」を条件に、タクシー料金の割引を行っているタクシー会社や自治体も増えてきました。

逆を言えば、高齢者だからという「年齢要件」だけを満たしていてもタクシーの割引の対象にならない場合もあるということです。

運転免許の返納後については、タクシーの割引だけでなく買い物で使える割引やレジャー施設・テーマパーク等で適用される割引など、幅広い内容の特典が受けられます。

住んでいる自治体や、警察HPに詳しく掲載されていると思いますので、こちらについてもしっかりチェックした方がよさそうですね(*^^*)

介護タクシーについて

ここまでは、高齢者が一般的なタクシー会社を利用する際の割引について解説してきましたが、高齢者や障がい者など体の不自由な方が利用できる「介護タクシー」「福祉タクシー」というサービスもあります。

介護タクシーとは

「介護タクシー」とは、要介護認定を取得した高齢者や体の不自由な方が利用することができるタクシーのサービスをいいます。

介護保険の適用を受ける「介護保険タクシー」や、介護保険の適用を受けない「福祉タクシー」といったサービスをまとめて「介護タクシー」という呼び方をすることもあります。

法律で定義された呼び方ではないため、どこまでを介護タクシーに含めるのかは地域によっても違ったりしますが、

基本的には、「比較的身体の不自由な方が利用する」ことを前提としたタクシーサービスになります。

介護保険タクシーと福祉タクシーの違いは?

介護保険タクシーと福祉タクシーの大きな違いは、「介護保険の適用を受けるかどうか」です。
それにより使う用途が変わってきますので、ここではメリットとデメリットをそれぞれ表にまとめました。

こちらについても、自分が住んでいる地域で介護タクシーのサービス事業者はあるのか・どんなサービスを行っているのかを調べてみると詳細が分かると思いますので、ぜひ確認してみてください(^^)/

介護タクシーについてもっと詳しくご紹介した記事もまとめていますので、興味がありましたらこちらも是非ご覧ください!!

まとめ:おすすめは「自治体サービス」

ここまで高齢者がタクシーを利用する際の割引や助成について解説してきましたが、結論をまとめると「自治体によるタクシーチケットの交付」を受けることが最も大きなメリットがあります。

月に1,2回程度の利用であれば、自治体によりますがほぼほぼ自治体から交付されたタクシーチケットで賄うことができそうですね。

一方で、タクシーチケットでは賄えなかった分については、民間のタクシー会社が実施する高齢者向けの割引制度や、運転免許返納者への特典を利用した割引を利用することもできそうです。

自分の地域ではそれぞれの事業者がどのような割引を実施しているのか、今回の記事を参考にしていただいてしっかり調べることで、お得にタクシーを利用してみてください(^^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました