高齢者の日々の生活で、座椅子に座ることが多い方もいらっしゃると思います。
地面に直接接地している座椅子での立ち座り、足腰が弱まってきたおじいちゃん、おばあちゃんには辛そう…なんて心配になること、ありませんか?
今回はそんな高齢者の生活におすすめの「ソファー」について選び方や実際におすすめ商品をご紹介します。
今回の記事を最後まで読めば高齢者の生活に合ったソファーが見つかり、日々の生活を豊かにしてくれますよ(^^)/
高齢者にソファーをおすすめする理由・メリット
まずはじめに、高齢者の日々の生活に「ソファー」を導入するメリットについて解説していきます。
ソファーを選ぶ理由やメリットは以下のようなポイントが挙げられます。
- ちょっとした昼寝などに最適!
- 来客用の応接スペースにもおすすめ!
- 座椅子よりも起き上がりが楽で座りやすいものが多い
ちょっとした昼寝などに最適!
昼間活動しているときに、横になって一休みしたいなと思うことってありますよね?
寝室やベッドや布団に行って横になることはできるけど、そこまで行くのが面倒くさい!なんて思う方もいらっしゃいます。
このような際にはソファーがおすすめです。リクライニングがついているソファーであれば寝やすい体勢に調整することもできます。
ソファーでくつろいでいて気づいたらそのまま寝てしまった…なんてことも多くなるかもしれませんね。
来客用の応接スペースにもおすすめ!
家族や友人などがおじいちゃん・おばあちゃんのお家に遊びに来た際の応接スペースには一人用の座椅子ではなくソファーがおすすめです。
大きいソファーであれば二人・三人と座れますし、くつろぎながらゆったりと話がしやすいメリットがあります。
洋室のインテリアとしても部屋に合うため、見栄えの面でもおすすめです。
座椅子よりも起き上がりが楽で座りやすいものが多い
ソファーは地面に直接接地している低い座椅子よりも座る位置が高いため、起き上がりが楽なものが多いです。
また、座り心地も柔らかく心地よいものが多いため、高齢者の足腰にも負担が少ないメリットがあります。
高齢者におすすめのソファーを選ぶ6つのポイント
高齢者の生活にソファーをおすすめするメリットについて紹介してきましたが、ここからは実際にソファーを選ぶ際のポイント・選び方を解説していきます。
- 座面が適度な高さの立ち座りしやすいソファーを選ぶ
- 柔らかすぎないソファーを選ぶ
- リクライニング機能がついたソファーを選ぶ
- ひじ掛けがついたソファーを選ぶ
- シーツ等の取り換え・選択が可能なソファーを選ぶ
- インターネットで購入する際は完成品(組み立て不要)のソファーを選ぶ
これら6つのポイントは、高齢者の日々の生活を想定すると必要な機能や設計だと考えられます。
そのため、これらをなるべく満たしているソファーを選ぶことをおすすめします。
一つずつ見ていきましょう。
座面が適度な高さの立ち座りしやすいソファーを選ぶ
座面が地面から適度な高さの位置にあるソファーを選びましょう。
ある程度座面が床から離れていれば、足腰の弱い高齢者の立ち座りの負担を軽減できます。
しかし一方で注意しなければいけないのが、高すぎても良くないという点です。
高齢者は加齢に伴い体形も変化するため、自分の体に合った高さを選ぶというのが非常に重要です。
柔らかすぎないソファーを選ぶ
一般的なイメージとして、柔らかすぎるほど座り心地が良いと思われるかもしれませんが、高齢者が使うことを想定するとある程度の硬さが必要となってきます。
柔らかすぎる椅子を選んでしまうと、身体が沈み込んでしまうような状態となってしまい起き上がる際に逆に負担がかかってしまいます。
足腰の弱まってくる高齢者にとっては、適度な硬さや弾力性を持つソファーがおすすめです。
リクライニング機能がついたソファーを選ぶ
高齢者にはリクライニング機能が付いたソファーがおすめです。
ちょっとした休憩で横になりたいときに寝室まで行かなくても、リクライニングで背もたれを倒せばソファーの上にいながら仮眠をとることも可能です。
ソファーの使い方の幅が広がるため、選ぶ際にはリクライニング機能の有無も気にしておきましょう。
ひじ掛け部分がしっかりしたソファーを選ぶ
足腰の筋力が衰えてくる高齢者にとっては、ひじ掛け部分も確認すべきポイントとなってきます。
ひじ掛け部分がしっかりしていれば、起き上がる際に力を入れやすくなり、立ち座りがしやすくなります。
あまり注目されないポイントですが、ひじ掛け部分についてもしっかりと着目しましょう。
シーツ等の取り換え・洗濯が可能なソファーを選ぶ
高齢者は加齢により足腰以外にも、握力の低下や手のしびれなどの症状に悩まされる方も少なくありません。
そのため、ソファーの上で飲食をした際の食べこぼしや飲みこぼしのリスクも高まってきます。
また、高齢者においては失禁してしまう場合も考えられます。
こういった場合を想定して、ソファーのシーツやクッション等の取り換えや洗濯が簡単にできるものを選びましょう。
インターネットで購入する際は完成品(組み立て不要)のソファーを選ぶ
店舗へ直接足を運ぶのが難しい高齢者のなかには、インターネット上のショッピングサイトで購入するという方も最近では増えてきています。
インターネットで購入する際は、組み立てが必要かどうか、部屋までの搬入は行ってもらえるのかという点を事前にしっかりと確認しましょう。
高齢者の一人暮らしや高齢者世帯だと、ソファーの組み立てや玄関口から部屋までの搬入が大変になります。
可能であれば業者にお願いしてしまうのがベストです!
高齢者向けソファーのおすすめをご紹介!
ここからは実際に、高齢者向けのおすすめソファーを紹介していきます。
前で解説した「高齢者におすすめのソファーを選ぶポイント」に着目して、なるべく多くを満たした商品を厳選して紹介していきます。
1人掛け リクライニングチェアソファ
一人暮らしの高齢者には一人用のソファもおすすめです。
リクライニング機能搭載で老若男女問わず使いやすく、様々なシチュエーションに使用できます。
腰部分に加熱機能がついており、体の芯から温めリラックス効果を引き上げてくれます。
一人掛け コンパクトソファー
高齢者でも立ち上がりやすい、非常にコストパフォーマンスに優れた一人掛けのソファーです。
座り心地の良さが口コミでも評判です。
PVCレザー カウチソファー
ご家族や友人の来客時にもゆったり座ってもらえるワイドタイプの大きなソファーです。
上質なPVCレザーは高級感を漂わせ、ポケットコイルのしっかりとした座り心地は高齢者の身体への負担を和らげます。
広めのお部屋であればこういった大きなソファもおすすめです(^^)/
SIENA カフェ風ソファー
立ち上がりのしやすさや座り心地も重要だけど、やっぱりおしゃれなソファーを選びたい!
そんな方にはこちらの北欧風ソファーがおすすめです。
部屋を広く見せるデザインでおしゃれな雰囲気が漂う一方、立ち座りもしやすくゆったり座れるソファーです。
ハイバック リクライニングソファー
包み込まれるような座り心地のソファーをお探しであればこちらのハイバックのリクライニングソファーがおすすめです。
ただし、足腰に自信がない高齢者が使う際は立ち上がりの際に負担がかかってしまう場合がありますので注意が必要です。
高齢者にはソファーベッドもおすすめ!
部屋の広さ的にベッドや布団を置いたらソファーを置くスペースがない…
そんな高齢者の生活にはソファーとしてもベッドとしても使える「ソファーベッド」もおすすめです。
ここからは高齢者におすすめのソファーベッドをご紹介していきます。
Nivelles ソファーベッド
洗練された大人っぽいデザインのソファーベッドをお探しならこちらのソファーベッドをおすすめします。
ソファーベッドとしては比較的軽量で、高齢者や女性でも簡単にベッドタイプに切り替えることができますが、使う方の負担も検討して検討する必要があります。
家具の赤や 離せるソファベッド
セパレートできるこちらのソファーベッドであれば、来客時には来客者用のソファーとして活用することも可能です。
タマリビング(Tamaliving) ソファベッド ビータ アクティブII
ソファスタイル、カウチスタイル、ベッドスタイルの3通りの使い方ができる便利なソファベッドです。
後ろ足をキャスターにすることが可能で、高齢者でも動かしやすい設計となります。
まとめ:高齢者にはソファーやソファーベッドがおすすめ!
今回は、高齢者におすすめのソファーの魅力やメリット、選び方を解説し、実際におすすめのソファーやソファーベッドの商品をご紹介しました。
普段私たちの生活に溶け込んでいるソファーも、高齢者が使用することを想定すると選ぶポイントは異なってきます。
今回の記事を参考に、高齢者のライフスタイルや身体への負担を考慮したソファーを選び、日々の生活を豊かにしていきましょう!
また、別の記事では高齢者におすすめの「高座椅子」や「ダイニングチェア」を紹介しています。
興味がありましたら是非こちらもご覧ください(^^)/
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