終活を始めるならエンディングノートがおすすめ!元行政職員が解説します!

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ご家族向け情報

皆さんこんにちは!ヨシダ課長です。

今回は【終活】について少しお話ししたいと思います。

実はこの話題、筆者自身にとってもタイムリーな話題なんです。祖父の認知機能が低下し、老人ホームへ入所しました。今後のことを色々と考えていかなければいけない・・・そんなタイミングでした。

ヨシダ課長
ヨシダ課長

私自身過去に4年間行政の介護福祉分野で働いていました。

その時に「終活」の必要性を学んでいたので、自分の家族が必要な時が来たら、絶対にこの経験を活かそうと決めていました。

しかし、いざ終活を祖父に勧めようと思うと、何からどう取り組めばいいのか、どんな風に話をしたら良いか等、難しいなあと思う点がいくつもありました。

今回は、そんなタイムリーな実体験を踏まえお伝えしていきます。ぜひ最後までご覧ください。

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なぜ「終活」をする必要があるのか

まずはじめに、終活の必要性について触れていきたいと思います。

①自分の「思い」を伝えることができる。

②家族の負担を減らすことができる。

③自分の人生を振り返り、これからのことを考えるきっかけを与えてくれる。

「終活」をすることで上記のような内容を自分の備忘録としてだけでなく、大切なご家族に伝えることができます。

ひとつずつ説明していきます。

自分の「思い」を伝えることができる。

現在の自分の「思い」を周りに伝えるということは簡単に聞こえますが、様々な要因からから難しくなってきます。今はまだ頭がはっきりしていても、今後歳を重ねるごとに認知機能が衰えていって、言葉を発することが難しくなったり字を書くことができなくなったりする可能性があります。本人の意思はちゃんとあるのに、それを理解してあげられない状況に陥るかもしれません。とても悲しいことですよね。

また、なかなか家族に対し感謝の気持ちなど照れくさくて言い表せれない方もいらっしゃいます。感情面から考えても、今の気持ちや思いを普段からストレートに家族に伝えることができる人ってそんなに多くないと思います。

終活には様々な方法がありますが、最も取り組みやすいのは「エンディングノート」を書く。という方法です。「自分のこと」をノートに書いていくことで、言葉ではなかなか伝えられないような本音が字を通してだったら伝えられるかもしれません。

自分の「思い」を伝えられるうちに形に残しておくことが、後悔しないための重要なポイントです。

家族の負担を減らすことができる。

自分の経済状況やお金の使い方の希望、身体の状況が悪くなった場合の介護や延命措置に関する意思、亡くなった後の所有物の処理に、ついて等々・・・

本人に聞きたくても聞けないような状態に陥った後に、家族が重大な選択を迫られる場面もあります。エンディングノートを書いていたら、そんな時の判断の助けになります。特にお金のことや死後のことなんて、家族であっても存命中にいやらしくて聞けないというご家族も多いと思います。現に私や私の家族もそうでした。

エンディングノートには遺言書と違って法的な強制力はありません。しかし、お金に関する存命中の本人の意思を確認することはできるのです。これは実際の死後の相続の際に助けになりますし、トラブルを少なくすることにも繋がってきます。

要介護状態の高齢者は、家族の日々の介護に「申し訳なさ」を感じている方がたくさんいます。そういった方にとってもエンディングノートを書くことは、ご家族への恩返しとなります。

自分の人生を振り返り、これからのことを考えるきっかけを与えてくれる。

認知症が進行したり身体状況が急速に衰えてしまったり、突然要介護状態になってしまった高齢者は、気分も一緒に落ち込んでしまう傾向にあります。

これまで何の苦労もなくできていたことができなくなってしまうなんて、自分に置き換えて想像したらぞっとしますよね。なかには生きる希望を見失ってしまう方もいらっしゃいます。

エンディングノートを書くことはそういった状況の方にもおすすめなんです。物にはよりますが、エンディングノートには、これまでの自分の人生を振り返り色々なことを考えさせられる設計となっているものもあります。人生単位でゆっくり考える「きっかけ」を与えてくれるのです。

いま、要介護という状態になってしまった自分がこれからどうしたいか、どのように生きていきたいか、どういった最後を迎えたいか・・・

そんなことをゆっくり考える手助けをしてくれます。

エンディングノートを書くことは高齢者自身にとってもポジティブな効果をもたらしてくれます。

エンディングノートの選び方

エンディングノートには統一の様式がある訳ではありませんし、内容やボリュームも様々です。

最近は「終活」という言葉がメディアなどで取り上げられることが増え、エンディングノートの需要も高まってきました。その結果、様々なエンディングノートが世に出回っています。

エンディングノートに記載できる項目は、例を挙げると下記のような内容です。

<エンディングノートの記載例>

  • 名前・生年月日・血液型
  • 自分の体のこと(身長・体重・足のサイズ等)
  • 本籍地
  • 趣味・特技
  • 性格、信念
  • 好きな食べ物
  • 持病・薬について
  • 家族について
  • 家系図
  • 飼っているペットのこと
  • 自分史
  • 学歴、職歴、資格
  • マイナンバー・運転免許証番号、健康保険証・クレジットカード
  • 財産について
  • 死後の相続について
  • 友人関係・人脈・近所付き合い

数多く種類があるなかで、エンディングノートを選ぶポイントは、「何を伝えたくてエンディングノートを書こうと思ったのか」ということを思い出し、その内容がしっかり書けるものを選ぶことだと思います。

エンディングノートに決められた使い方はありません。あくまで、自分たちに合ったエンディングノートを選ぶことが重要なのです。

おススメのエンディングノートをご紹介します。

私が自身の祖父に向けてエンディングノートを選ぶなかで、「これは良いな」と感じて実際に勧めたおすすめのエンディングノートをご紹介します。

100円ショップ「ダイソー」が取り扱っている「もしもノート」です!

「おかねノート」、「じぶんノート」、「けんこうノート」、「おつきあいれんらくノート」、「うちの子ノート」の5種類あります。私の祖父はペットを飼っていなかったため、写真は「うちの子ノート」を除いた4冊になっています。

「もしもノート」をおすすめするポイントは、「コストパフォーマンスが良い」のと「必要な内容だけ選んで書ける」点です。

100円ショップなので、5冊すべて購入したとしても500円ちょっとで買えます。また、書ける内容が5種類に分かれているため、私のように必要ないと思ったものは買う必要がありません。

写真のように中身も分かりやすく取り組みやすいデザインとなっています。

「もしもノート」の詳細についてはこちらの記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。

まとめ

今回は、終活にはエンディングノートがおすすめの理由と、おすすめのエンディングノートについて少しだけ紹介しました。

終活をしてみない?とご家族に話を持っていくのは緊張しますし、気分を害したりプライドを傷つけたらどうしよう・・・と考えてしまう方の気持ちはよくわかります。私もそうでしたから。

しかし、エンディングノートを書いて終活をすることは本人・ご家族ともに良い影響を与えます。「やっておいて良かった」と思う日が来ると思いますので、勇気を出して思いを伝えてみましょう。応援しています。

今回の記事が高齢者およびご家族の負担軽減に繋がれば幸いです。

それでは、また。

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