認知症ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

スポンサーリンク

皆さんこんにちは。ヨシダ課長です。

今回は認知症を題材にしたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」を観た率直な感想や、どんな人におすすめなのかをご紹介していきます。

先に言ってしまうと、「心が震える」ほど良い映画でした。数少ない、この映画と出会えて本当に良かったと感じた作品です。

今回の記事を参考に、よりたくさんの方に届けば良いなと思います。

スポンサーリンク

ぼけますから、よろしくお願いします。の概要

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」は認知症を題材にしたドキュメンタリー映画です。

アルツハイマー型認知症の診断を受けた母親と、耳の遠い父親を両親に持つ一人娘の監督がカメラを担ぎ、日々の記録を撮影したものが映画の内容となっています。

2018年に公開された「ぼけますから、よろしくお願いします。」はドキュメンタリー映画としては異例の大ヒットを記録し、令和元年度文化庁映画賞 文化記録映画 大賞を受賞しています。20万人もの人が劇場に足を運び、心を打たれた作品です。

2022年には続編となる「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり、お母さん~」が公開され、コロナ禍における家族のその後が描かれました。

ぼけますから、よろしくお願いします。をすべての大人におすすめする理由

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」は、すべての大人におすすめできる映画です。

本作の監督や映画の中で出てくるお父さんのように、現在認知症になってしまった家族の介護で悩みを抱えている方にはもちろんですが、

認知症がまだ身近な病気ではない方にとっても、心からおすすめできる作品となっています。

おすすめポイント① 「絶望」ではなく「希望」をテーマとした作品

認知症は、とても悲しい病気です。

誰しもがなりたくない病気です。医療が進んだ今日でも、認知症を完全に治す治療や薬は見つかっておらず、進行を遅らせるしか術がありません。

長年連れ添ったパートナーや家族の顔も忘れてしまう事例もあります。忘れた側も忘れられた側も、これほど辛いことはありませんよね。

本作品はそんな「認知症」を題材にした本作ですが、奮闘しながらも前を向き続ける「希望」が描かれた作品です。

一人娘である監督も、自身も高齢になり耳が遠い父親も、お母さんの認知症の症状がどれだけ進んでも「現状を生きる」ことを決して諦めることはありません。そんな姿に作中何度も心を打たれました。私が同じ立場だったら・・・と何度も想像し、自分の家族が認知症になってしまった想像をして何度も涙を流しました。

作中では、一人娘である監督が過去に大病を患った際に、当時元気だった母親が娘に対し冗談を交えながら前向きな言葉を投げかけ続け励ますシーンがあります。私はそのシーンが一番印象的でした。

過去の積み重ねから、「いまという現実」を生きる力が形成されるのだと気づかされ、だからこそ「いま」を大事に大事に生きようと強く感じました。

おすすめポイント② 「家族の在り方」を考えさせられる

近年の高齢化に伴い増えてきた「老々介護」。一人娘である監督は母親が認知症になったことにより、老々介護となる両親を支援するため地元に戻るかどうかの選択を迫られます。

作中では、両親を心配する娘、娘に,「自分に任せて仕事に専念しろ」と言う父親、自分が認知症になったことで迷惑をかけてしまっていることに申し訳なさを感じる母親、それぞれの登場人物の感情がドキュメンタリー映像を通じて伝わってきます。

家族だから、思ったことを何でも言い合えるなんてことはありません。家族だからこそ気を使ってしまうし、家族のためだったら自分を犠牲にしてしまう。お互い何よりも大切な存在だからこそ、すれ違ってしまうなんて経験、皆さんも一度は思い当たるのではないでしょうか?

さきほど、この映画のテーマは「希望」だとお伝えしました。何度も挫折し、心が折れそうになって、それでも一致団結し前向きに今を生き続けられたのは、根底にある家族と過ごしてきた時間や、そのなかで形成された「家族愛」があったからだと私は思います。

辛い現状のなかで、それぞれの登場人物がもがき、苦しむ姿は、私の目に美しく映りました。自分の家族、恋人、配偶者と過ごす「いま」をもっと大事にしようと感じることができました。

どれだけ年月が経とうとも、会う頻度が減ってしまっても、病気になっても、「家族の在り方」は変わらないのだと気づかされた作品です。

ぼけますから、よろしくお願いします。を視聴する方法

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」を観てみたいと思った方に向けて、視聴する方法をいくつか解説します。

「ぼけますから、よろしくお願いします。」視聴する方法

 ・動画配信サービスを活用する

 ・DVDを購入し自宅のDVDプレーヤー等の再生機器で視聴する。

動画配信サービスを活用して視聴する方法

Amazon Prime Video(月額500円)

Amazon Prime会員に登録することで視聴することができます。見放題サービスには含まれておらず、407円のレンタル料金がかかってしまうので注意が必要です。

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%81%BC%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%81%E3%82%88%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&i=instant-video&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1CYCUWWOPZNA3&sprefix=%E3%81%BC%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B%E3%82%89+%E3%82%88%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99+%2Cinstant-video%2C166&ref=nb_sb_noss_2

FODプレミアム(月額976円)

FODプレミアムは、フジテレビが運営する動画配信サービスです。

こちらは会員であれば視聴することが可能ですが、月額料金が比較的高めです。

https://fod.fujitv.co.jp/title/c422/

GYAO!(月額料金は不要だがYahoo! JAPANへのログインとレンタル購入手続きが必要)

GYAO!ストアでレンタル視聴することができます。レンタル価格は330円です。

Yahoo! JAPANへのログインが必要となりますので、未登録の方は新規登録から行う必要があります。

サービス終了のお知らせ

DVDを購入する方法

Amazonで購入

インターネットショッピングサイト「Amazon」でDVDを購入する場合の価格は3,347円です。

動画視聴サービスと比較すると高く感じますが、一度買ってしまえば好きな時に何度も視聴することができ、家族や友人に貸すこともできます。

Amazon | ぼけますから、よろしくお願いします。 [DVD] | 映画
信友直子 邦画・洋画のDVD・Blu-rayはアマゾンで予約・購入。お急ぎ便ご利用で発売日前日に商品を受け取り可能。通常配送無料(一部除く)。

TSUTAYA オンラインショッピングで購入

TSUTAYA オンラインショッピングで購入した場合の価格は4,180円です。

Amazonと比較すると若干高めの設定となっています。

https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA0000WZ0OR

まとめ

今回は、私が「ぼけますから、よろしくお願いします。」を観た率直な感想や、どんな人におすすめなのか・おすすめできる理由についてご紹介しました。

この記事を読んで興味を持っていただけたら、ぜひ「ぼけますから、よろしくお願いします。」を実際に視聴してみてください。きっと、心を打たれる経験となることでしょう。

そして映画を視聴したら、認知症についての理解がより一層深まると思います。

認知症を予防するために効果的な脳トレ方法をまとめた記事も別でご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました