入院中や入所中の高齢者の暇つぶしおすすめ3選

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

スポンサーリンク
お役立ち情報
この記事を書いた人
ヨシダ課長

元行政職員。高齢者向けの福祉部局に5年間在籍。在職中は認知症や、高齢者の介護予防に関する施策を推進。認知症サポーター。退職後、シニア世代が元気で豊かな「アクティブ・ライフ」を過ごすために役立つ情報をブログで発信しています。

ヨシダ課長をフォローする

高齢になってくると「病気」や「ケガ」で入院したり、もしくは介護施設に入所したりすることが増えてきますよね。最近では庭いじりやDYIなどを趣味とする高齢者もいるようですが、入院したり入所したりすると難しくなってしまい、暇を持て余すことになります。

趣味に傾けていた活力が急になくなってしまうと、認知症が一気に進んでしまうといったケースもあります。高齢者の認知症予防には「楽しく」継続的に脳を動かすことが重要です。

今回は、高齢者が入院中や入所中でも楽しんでやれる暇つぶしを紹介します。

スポンサーリンク

高齢者に向いている趣味

少し前のデータになりますが、総務省が公表しているデータによると高齢者の趣味として最も多かったのが「園芸・庭いじり・ガーデニング」でした。次いで「趣味としての読書」女性だと「編み物」男性だと「日曜大工」が多い結果となりました。

こうしてみると高齢者は時間をかけてなにかを作り出したり、芸術鑑賞したりすることを好んで行う傾向があるといえます。

この点に着目して、おすすめの3つの暇つぶし方法をご紹介します。

①編み物・手芸や折り紙などの創作

先ほどご紹介したように、編み物・手芸は高齢者の趣味として非常に多くの方が行っています。

創作の過程で手順を考えながら行うことで脳を動かすことで活性化に繋がり、認知症予防にも効果的だと言えます。

折り紙などの低コストで場所をとらず行えるようなものも良いでしょう。

この暇つぶしのポイントは「成果物」ができることです。小さいお孫さんがいらっしゃれば、出来上がったものをプレゼントしたりするとモチベーションにも繋がり長続きします。

他にも、創作系の暇つぶしにはこんなものがあります

 ・フェルトを使ったコースター作り

 ・ペーパークラフト

 ・スノードーム作り

②読書

こちらも先ほどご紹介した統計で上位を占めていました。

入院中は外の情報が入りづらくなり刺激が少なくなってしまいます。

新聞や情報誌など、普段の在宅生活で読んでいたようなものは入院中も継続するのが良いです。

それでも、入院中は家のことをやる必要がなくなるため、これまで以上に時間を持て余すことが多くなる方もいます。

これを機に、自己啓発本や小説などのジャンルに手を出してみるのも良いかもしれませんね。

③ノートパソコンやiPadを使った暇つぶし

最後にご紹介するのは、ノートパソコンやiPadを使った暇つぶしです。

これについては向き不向きがあるかもしれませんが、高齢者は使いこなせない、という先入観はあまり持たない方が良いです。

総務省がインターネットの利用状況を調査した「平成30年(2018年)通信利用動向調査の結果」(令和元年(2019年)公表)をみてみると、高齢者のインターネットの利用率は平成26年(2014年)から平成30年(2018年)の5年間では、60代で75%前後、70代では50%前後、80代では20%前後で推移しています。

また、60歳以上の高齢者の男女別では60代、70代、80代いずれも男性の方がインターネット利用率が高いという結果になっています。

皆さんが思っているより、高齢世代のインターネットの普及が進んでいる、という結果になっていたのではないでしょうか?

これまで使いこなせなかった方でも、これを機にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

入院中にパソコンやiPadを使う暇つぶしの方法としては次のように挙げられます。

パソコンを使った暇つぶし

 ・インターネットサーフィンでニュースを見て社会とのつながりを保つ

 ・アプリを利用した脳トレ

 ・動画配信サービスを利用した映画鑑賞                      等々

上に挙げたように、パソコンが使えれば暇つぶしの幅が広がります。思い切ってブログ運営や動画編集などにチャレンジしても良いかもしれません。

補足ですが、映画鑑賞が好きな方には認知症を題材としたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」をおすすめします。

自分やパートナーが認知症となってしまった方、今はまだ大丈夫でも、これから大切な方が認知症になってしまう可能性は誰しも存在します。

家族の絆の強さ・美しさを改めて実感することができる作品です。

まとめ

今回は、入院中や入所中の高齢者の暇つぶしにおすすめなジャンルを3つご紹介しました。

大事なことは、入院中目的がなく無気力になることで認知症やフレイル状態への進行が進んでしまう恐れがあるので、そうならないよう「楽しみ」を見つけることだと思います。

高齢の方は豊富な経験や知識があり、それらを趣味活動に生かすことができれば、生きがいにも繋がります。注意点としては、無理強いをしないことが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました